日本で体調が悪くなったとき、どう病院にかかればよいでしょうか。この記事では、クリニックと総合病院の使い分け、予約の取り方、必要な物、多言語対応病院の探し方、薬局の使い方、救急車を呼ぶタイミングまで、外国人向けに完全ガイドします。
目次
まずは「クリニック」へ。最初から大病院は行かない
日本の医療制度では、軽い症状なら近所のクリニック(小さい診療所)を最初に受診します。いきなり大学病院など大病院に行くと、5,000円〜10,000円の「紹介状なし加算金」が請求されることがあります。
■ 診療科の選び方
- 🤒 熱・のど・鼻水 → 内科(ないか)
- 👶 子供 → 小児科(しょうにか)
- 🦴 ケガ・骨折 → 整形外科(せいけいげか)
- 🦷 歯が痛い → 歯科(しか)
- 👁️ 目 → 眼科(がんか)
- 👂 耳・鼻 → 耳鼻咽喉科(じびいんこうか)
- 🧴 皮膚 → 皮膚科(ひふか)
- 🚺 婦人系 → 産婦人科(さんふじんか)
病院に行く前の準備
■ 持参するもの
- ✅ 保険証(健康保険証)— 絶対必要
- ✅ 在留カード
- ✅ お薬手帳(あれば)
- ✅ 現金(5,000円程度)— クリニックはカード使えないことも
- ✅ 症状のメモ(日本語で書ける人に手伝ってもらう)
■ 予約の有無
クリニック:予約不要で「直接行く」のが一般的(初診は早めの時間帯に行くのがベスト)。大病院・専門医:事前予約が必要なことが多い。
受診の流れ(クリニックの例)
- 受付:保険証を出し、問診票を記入
- 待合室で待機(混雑時は1〜2時間待つことも)
- 診察:医師に症状を伝える
- 検査(必要な場合)
- 会計:保険適用で1,500〜3,000円程度
- 処方箋をもらう→薬局で薬を受け取る
多言語対応の病院を探す方法
■ おすすめのサイト
- 🔗 JNTO Japan: A Safe Travel Destination for Visitors — 英語対応病院検索
- 🔗 ひまわり(東京都) — 東京都の外国語対応病院
- 🔗 「AMDA国際医療情報センター」多言語電話相談:03-6233-9266
■ 通訳サービス
多くの自治体が医療通訳派遣サービスを無料または低料金で提供しています。病院予約時に通訳が必要と伝えましょう。
薬局(調剤薬局)の使い方
- 病院で処方箋をもらう(4日以内に使う)
- 近くの調剤薬局(ちょうざいやっきょく)へ行く
- 処方箋・保険証・お薬手帳を出す
- 薬を受取(数分〜30分程度)
- 会計
💡 大きな病院は同じ建物内に薬局がある場合と、外にある「門前薬局」の場合があります。
緊急時(夜間・休日)
■ 救急車を呼ぶ(119番)
命にかかわる症状(意識なし、強い胸痛、呼吸困難、大量出血など)は迷わず119番。無料です。通訳サービスあり。
■ 救急車を呼ぶか迷ったら「#7119」
大人の救急相談。看護師が「救急車を呼ぶべきか」を電話で判断してくれます。
■ 子供の救急なら「#8000」
小児救急相談。夜間・休日対応。
■ 夜間・休日の診察
各都道府県が設置する「休日夜間急患センター」または「救急指定病院」へ。事前にお住まいの地域の救急指定病院を調べておきましょう。
よくある失敗
- ⚠️ 保険証忘れ:10割負担(数万円)になる。後日還付申請可能だが手間
- ⚠️ 土日に行く:多くのクリニックは休み。日曜診療クリニックを事前にチェック
- ⚠️ 英語通じると思い込む:日本の医師の英語力は医師ごとに差が大きい。スマホの翻訳アプリを用意
- ⚠️ 紹介状なしで大病院へ:5,000円以上の加算金
まとめ
- 軽い症状は近所のクリニックから
- 必ず保険証持参、自己負担は3割
- 処方箋は4日以内に薬局へ
- 緊急は119番(無料・通訳あり)
- 多言語対応病院はAMDA・ひまわり等で検索
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※医療制度の詳細はお住まいの自治体により異なります。緊急時は迷わず119番にお電話ください。

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